個人の運命のマトリックスにおける第十のアルカナ:運命の輪(10エネルギー)

個人の運命のマトリックスにおける第十のアルカナ:運命の輪

第十のアルカナ 10 運命の輪
個人の運命のマトリックスにおける第十のアルカナ:運命の輪

第十のアルカナを解読すれば、そのエネルギーが人にとってプラスかマイナスかを知り、弱点に適切に取り組むことができます。さらに、自分の使命や強みを理解し、人生の調和を達成し、愛や信頼できる友人を見つける助けにもなります。運命のマトリックスを解読した後は、否定的な要因に取り組み、肯定的な側面を支え高めることが人の課題となります.

個人の運命のマトリックスにおける第十のアルカナの意味

タロットと運命のマトリックスにおいて、第十のアルカナは「運命の輪」を象徴します。これは幸運、成功、カルマ的な循環(繰り返しと始まり)の印です。第十のアルカナのもとに生まれた人々は、幸運と成功に恵まれます。彼らは「運命の寵児」で、あらゆる扉が開かれています。授かった優位性を正しく活用できれば、どんな分野でも高みに到達できるでしょう。その人生は、最大限に幸福で軽やかかつ恵まれたものになります。

マトリックスにおける第十のコード(プラス)の現れ

プラスの第十のエネルギーがあると、人の人生はたいへん魅力的なものになり得ます。友人や知人が多く、運も味方します。彼らはオープンなコミュニケーションをとるため、人々を強く惹きつけます。プラスの十の顕著な特徴は、並外れた「腰の軽さ」(フットワークの良さ)です。出張や用事のための旅であれ、楽しい旅行やトレッキング、狩りや釣り、住居の変更や他国への移住であれ、その軽快さは変わりません。それでも、プラスの十は実行力や緻密さに欠けることはありません。雇用主や上司のほのめかしをすぐに理解し、同僚には友好的に接するため、職場全体から愛される存在になります。

プラスの十は、異性にとって一種の「磁石」です。性格の軽やかさから、すぐに火が付き恋に落ちることもありますが、彼らは決して浅薄ではなく、愛に大きな意味を見いだします。

第十のアルカナのもとに生まれた人々は、良き友人であり、良き親族でもあります。困難な時に助けに駆けつけ、支え、苦境で力になります。その一方で、楽しみや娯楽を好み、周囲へポジティブなエネルギーを分け与えます。プラスの十は心の優しさ、共感性、友好性に富み、友人が多く、人々は自然と彼らのもとへ集まります。

リーダーの座を狙わなくても、第十のアルカナの人々はしばしば管理職や良き上司になります。人から信頼され、そのことが職場の雰囲気や家庭、友人関係に良い影響を与えます。お金に対しては軽やかな姿勢で、娯楽や祝宴、楽しい旅やおいしい食事に気軽に使います。

幸運とは、欲しいものが手に入ることそのものではない。訪れた好機を逃さない力である。

第十のエネルギー(マイナス)の現れ

マイナスの第十のエネルギーは、人が宇宙との調和を乱したときに表面化します。過度の神経質さ、うろたえ、些細なことへの過度な集中は、「運命の輪」が逆回転し、十から幸運が離れていく原因になります。その結果、失敗、結婚の破綻や未婚状態、重要なプロジェクトの未完了が生じ得ます。学習や知識習得についても同様で、結局のところ、運命の輪の恩恵として本来なら得られたはずの有利さ・恩恵・収入を失ってしまうことがあります。

ネガティブな十は、約束を忘れ、取り決めを破り、周囲の信頼を失いやすくなります。結果として、やる気のなさ、怠惰、無関心が生じ、職や収入を失い、空想にふけり、貧困に陥ることも。内なる芯を失い、空虚になってしまうのです。これは、運命のマトリックスで第十のマイナスのコードを持つ男女に共通して見られる傾向です。

第十のエネルギーのネガティブな現れは、適切な環境を選ぶことで回避できます。自然な幸運と成功を支えてくれるポジティブな人々の中に身を置くのがよいでしょう。

マトリックスにおける第十の運命コードへの取り組み

第十のアルカナに取り組むには、自分にとって唯一の進むべき道を選び、たとえ困難や障害が散りばめられていても、生涯その道を歩み続けることが重要です。それらを乗り越えることで「運命の輪」が巡り、宇宙が十のあらゆる始まりと志に全面的な支援を与えてくれるでしょう。成功の達成にきわめて重要なのは、前向きな思考です。

険しい道を進む助けとして、心理トレーニングやセミナー、スピリチュアルな書籍の読書、覚者との交流が役立ちます。十のエネルギーの持ち主に幸運をもたらすのは、直接的に人と関わる職業です。俳優、音楽家、プロデューサー、司会者、マーケター、プロモーターとして活躍できるでしょう。

運命のマトリックスを自分で解読するには、オンライン計算機を利用できます。