運命のマトリックス 22のエネルギーで使命とカルマを読み解く
運命のマトリックスのメソッド。世界はまるごとエネルギーの上に成り立っています—目に見えるすべてのもの、そして私たち自身の中にもエネルギーが存在します。これは誕生の瞬間から私たちを取り巻き、運命の流れに影響を与えるものです。ここで述べるのは、運命のマトリックスで用いられるタロットの22の大アルカナ(アルカナ)に対応する22のエネルギーです。力に満ちているのはこの22だけではありませんが、本記事ではそれらに焦点を当て、より詳しく扱います。生命活動を正しく扱う方法、なぜそれがプラスにもマイナスにも振れるのか、どのように有益な方向へ転換するのか、運命のマトリックスの調整によってどのようにカルマを解消していくのかを理解していきます。宇宙から与えられた使命が何であるのかを理解することが重要です。
この情報に触れることで、運命を変え、運命のマトリックスのメソッドを用いて修正を加えられる可能性があります。
運命のマトリックスを計算するオンライン方法
アルカナやタロットについて語られますが、この方法は占いからは程遠いものです。エネルギーは文明とともに芽生え、古代エジプトでは図像として表現されていました。賢者たちが作った絵は可視化のためのものでした。2023年の現在、運命のマトリックスの計算は手動でも、当サイトのオンライン計算ツールでも行えます。後者では完全な解読を受け取れ、無料の試読部分も含まれます。
運命のマトリックスの診断のスキームを使う際は、計算の過程で22を超える数値は必ず桁和で縮約することを忘れないでください。本メソッドでは、エネルギーはマイナスに傾くことがありますが、課題はそれをプラスへ反転させることにあります。
まずはマイナスに傾きやすい問題のあるアルカナに集中します。
- 攻撃性 — 1, 4, 7, 11, 13, 15, 16, 19, 21。
- 傲慢 — 5, 8, 9, 15, 17, 19。
- 被害感・傷つきやすさ — 6, 8, 12, 14, 20。
- 依存 — 14, 15, 16, 18, 22。
- 自己価値の過小評価 — 6, 12, 17, 19。
- 男性への支配、怒り、出世主義 — 1, 4, 5, 7, 11, 15, 16, 19, 21(強みは多いが、女性性が不足しがち)。
このスキームにより、人物の特性や今回の転生で果たすべきカルマ的使命、物質面・精神面との結びつきなどの総合的分析が可能になります。さらに拡張した診断として、私生活の弱点の特定、パートナーとの相性、金銭状況の改善、隠れた能力の発見、家族関係の把握と魂の存在への影響の追跡なども行えます。
運命のマトリックスの手計算(自力計算)
運命のマトリックスのメソッドによる計算では、個人の対角正方形(運命のマトリックス)の斜辺の各辺を展開して書き出します。例として仮のデータ「20.02.1967年(男性)」を用います。
- 左上の角 — 20。22未満なので追加計算は不要。アルカナ20は、生まれた瞬間からその男性に備わり、生涯にわたり共にある特性を示します。
- 上の角 — 2。誕生月は才能、直感、傾向、文化、価値観、庇護を示します。この部分に否定的性質はありません。
- 右上の角 — 数字の合計:1+9+6+7=23(出生年)。結果が22より大きいので再度桁和を行い、2+3=5。これは真の志向、健康状態、金銭的充足を明らかにします。ここは常にマイナスの現れで、人は過去の失敗や誤った見解から学び、以前の転生での誤りを清算する必要があります。
- 下の角 — 正方形の角の合計:20+2+5=27=2+7=9。このエネルギーは過去生から来ており、教訓を身につけるためのカルマ的な取り組みを要します。新たな転生の瞬間から否定的ですが、人格をより強く、より良くし、鍛錬を促します。
- 対角の角を合算すると、安寧のゾーン(魂の志向)が定まります(20、2、5、9の合計は36、さらに3+6=9)。
家系の正方形の角:
- 左上 — 左+上の角の合計(22)。
- 右上 — 上と右の角の合計(7)。
- 右下 — 右+下の角の合計(14)。
- 左下 — 下と左の角の合計:29、2と9の桁和で11。
左上から右下へ通る線は父方、右上から左下へ通る線は母方の系譜を示します。
上側の角は一族の男性にのしかかるカルマ、下側の角は女性に関わるカルマを表します。
運命のマトリックスにおける個人のカルマ的使命
運命のマトリックスのメソッドでは、算出によってこれを明らかにします。個人の正方形を作成します。上から下への対角線は天を表します。この線はチャクラの開示やエネルギー可能性の評価に用いられます。左から右への対角線は地で、そこから豊かさや体調が左右されます。
最初の個人的使命は、天(2+9=11)と地(20+5=25=2+5=7)を合算して求めます。結果:11+7=18。男性はこれを40歳までに果たす必要があります。これはキャリアや安定の話ではなく、性格や感情の練磨を意味します。
運命のマトリックスにおける社会的使命
運命のマトリックスのメソッドにおける社会的使命は、正方形の一次的なスキームで計算します。
- 父系の端の数字を取る:22+14=36=3+6=9。
- 母系の数字でも同様に:11+7=11。
- 得られた結果を合算:9+18=27=2+7=9。
このミッションは60歳までに論理的な収束を迎えるべきものです。計算は、何に取り組み、何を成し遂げ、社会の中でどう振る舞うべきかを教えてくれます。
運命のマトリックスにおける「目的」
運命のマトリックスの計算には共通のメカニズムがあります—先の目標を達成している場合に「賞」を受け取るというものです。先行課題を克服していない人物はプラスに転じられず、使命を果たせず、ゆえに報酬も得られません。第1と第2の目標の合計:18+9=27=2+7=9。
運命のマトリックスにおける「子と親のつながり」
運命のマトリックスの計算には、あなたがどんな親(あるいは子)であるかの手がかりを与える3つの数があります。家庭の出来事、関係、雰囲気、安らぎは、私たちがどう自己実現しているかに左右されます。すべては家から始まる、つまり父と母の影響は計り知れません。彼らは将来の親としてのふるまいのモデルを形作ります。たとえば同じように振る舞うことも、完全に対照的になることもあります。
計算:
- 左の角の数と安寧ゾーンを示す数字を加算します。結果は11(2つの正方形の接点に印を付けます)。
- 左の角と前の結果を合算:20+11=31=3+1=4。この数字を地の線、すなわち20と11の間に記入します。
- 20、4、11というエネルギーが、運命のマトリックスにおいて子と親の関係に影響します。
運命のマトリックスにおけるカルマ的関係
運命のマトリックスの計算における3つの数は、恋愛の結びつきを司ります。いずれも重要ですが、とりわけ「関係の始まりのチャネル」が鍵です。結果は18—これは下のラインの個人の数字に安寧ゾーンを加えたもの(9と9を合算)です。愛の力が開くチャネルはカルマの結節点と接しており、幸せな関係を築くには債務を解消する必要があります。そうでなければエネルギーはネガティブに流れてしまいます。
運命のマトリックスにおけるアルカナ18の例を見ると、この男性は多くの不安、幻想、自己欺瞞を抱えています。同様の原理で3つ目の数字—5—を計算します:14+9=23、さらに2+3=5。最終的に、理想の恋人と出会うのを助ける3つのエネルギーが得られます。